今だから書ける、私の乳癌体験記

乳癌の告知から7年経ちました。術前化学療法を経て手術。半年後に肺転移。肺癌手術。その半年後に又、肺転移、再び抗がん剤治療。その後、3回目の手術。

半年ぶりの診察日

久しぶりに更新します。

この体験記を書いてから半年近く経ちますが、

アクセス数を見ると毎日大勢の方が読んでくださっているようです。

ありがとうございます?

 

この病気は人それぞれ全て違うので、

お役に立っているのかどうかはわかりませんが、

こういう幸運な人間もいるという事が、

少しでも励みになったらいいなぁと思います。

 

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今日は、半年ぶりの診察日でした。

触診の後、先月受けた CTと、骨シンチ、マンモ の検査結果を聞きました。

絶対大丈夫だろうとは思っていても………

いつも結果を聞くときはチラッと良くない事を想像してしまいます。

 

結果は…「全て問題なし!」  でした。??

 

最初の手術から丁度7年、3度目の手術からは5年半経ちました。

 

今後はCT検査は1年に一度で良いことになりました。

 

本当に良かったです。

 

 

 

 

 

手術後の治療 経口抗がん剤UFT

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2010年12月24日  

クリスマスイブ?

3回目の手術後初めての乳腺科診察日でした。

 

血液検査、レントゲン異常なし

 

今後の治療法としては、経口抗がん剤UFTを飲む事になりました。

これは、前回の肺癌手術の後にも服用した薬です。

副作用は余りない代わりに、(私には) 効き目もない気休めの様な薬です。

(すみません。あくまでも、個人的な見解です)

前回は、実際、これを飲んでいたのに、直ぐに再発してしまいました。

 

この頃、癌を治す免疫療法というものを、テレビで見たので、

自分なりに色々調べてみました。

 

保険外治療なので、治療には莫大な費用が必要でしたが、

効き目があるものなら何でもやってみたい……との思いで、

思い切って、先生に相談してみました。

 

結果は………即、却下!

 

それが乳癌に効き目があったという結果は聞いた事がないです………

 

との答えでした。

 

手術後も、いつ再発するのかわからない不安な日々でしたが、

取り敢えず、抗がん剤の点滴からは解放されました。

これが一番嬉しいことです。

 

この平穏な日々がいつまで続くのか、誰にもわからない………

でも、心配ばかりしていても仕方ないので、

後悔しない様に、行きたいところに行って、やりたい事をやろう❗️

と心に決めました。

 

 

そして、経口抗がん剤 UFT ですが、5ヶ月後、自分から服用をやめました。

先生に、「この薬を飲むと、立ち眩みがしたり、少しですがムカムカして

辛いのでやめたいんですが」と話しました。

先生は、「良いとか悪いとかは言えませんが、

自己責任で……………宜しいんなら止めましょう」 と、

私の提案を受け入れて下さいました。

 

 

それからは、自然薬だけはずっと続けて服用していますが、

病院の薬は何も飲んでいません。

幸運なことに、現在迄再発はなく、検査は3ヶ月毎が半年毎になりました。

 

検査の度に、その結果によっては、

この平和な生活が一瞬にして終わってしまうと思うと

不安でドキドキします。

 

 

でも、人生って分からないものですね。

私はラッキーだったと思いますが、

あれから5年後のクリスマスを、今年、元気に迎えることができました。

まだ安心は出来ない事はわかっています。

手術の傷跡の痛みと違和感は、何年経っても消える事はありません。

寒い日や疲れた後には、自分の身体が前とは違う事を思い知ります。

 

それでも、普段は、病気の事はすっかり忘れて、楽しく生きています。

友達とおしゃべりしたり、ランチをしたり、旅行に行ったり、

趣味の書道も語学も、一生勉強だと思い頑張っています。

可愛い 孫の成長もずっと見ていられそうです。

 

癌になったからこそ、分かった事、見えた事、感じた事など、

貴重な経験だと思って、これからの人生を歩んでいきたいと思います。

 

癌体験記はこれで終了としますが、

この幸せが、いつまでも続くように……との思いを込めて、

 

今の幸せな日々を、こちらのブログに綴っています。

 

宜しかったらご覧下さい。

 

yamaboushi.hatenadiary.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左肺 転移性肺腫瘍手術

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2010年12月6日      入院

1月に受けた右側の肺腫瘍の手術から11ヶ月後でした。

 

また来てしまいました〜〜(^ー゜)と挨拶をしながら

再び呼吸器外科病棟の入院患者になりました。

 

今回は、6ヶ月ほど前から飲んでいる自然薬(松寿仙等) も持ち込んで、

(看護師さんに一応断ってから)    いつもと同じ様に飲みました。

これを飲むと、便秘はしないし、なんとなく体調がいいのです。

手術を受ける為には、体力がないとね(*^_^*)

 

12月8日     手術

通い慣れた^o^手術室  (^ー゜)

これで3回目なんですよ〜   と、

麻酔の医師と声を交わしていると、そのうちスーと意識が…遠のいて………

 

看護師さんの、

「◯◯さん、終わりましたよー」の声で、現実に引き戻されました。

 

2時50分に手術室に入り、ICU室に入ったのが5時でした。

今回は、何の夢も見ませんでした。

 

手術は

胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(リンパ郭清なし)

胸腔鏡補助下 左上葉部分切除

手術時間     90分

前回より、切除部分が小さいので、傷も5〜6cmです。

肋骨も切っていないので、術後は楽なはずです。

 

 

その日は、ICUで1泊……傷は小さくても、夜、痛みがひどく、

気分も悪くなり、吐いてしまいました。

やはり、一晩目は辛いです。?ガマン、ガマン。

 

術後1日目

1:30 病室へ戻る。

管が一つ抜けた。

夜、発熱有り、38.4度

 

術後2日目

尿管が取れた。だんだん楽になってきます。

心電図、x線 検査

 

術後3日目

背中の痛み止めの管が抜ける。

痛みが強くなったが、薬で治る。

シャワー、シャンプーをしてもらった。

 

術後4日目

痛さは痛み止めで治る。

主治医より退院の説明あり。

明日、退院となる。

 

術後5日目

採血、レントゲン、異常なし

午前中退院する。

 

前回と比べたら、嘘のように簡単に退院できました。

これで体の中に悪い物は無くなりました。

 

乳腺科の主治医は、…でも、転移性のものは、

身体中に回っていると思うので

すぐにまた出るかも知れないけれど…………と、

懐疑的な言い方をしてましたが…………( ^_^)/~~~

 

まあ、一日でも長く、何もない状態が続くことを願うしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抗がん剤中止から3回目の手術まで

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2010年11月2日

呼吸器科の診察日でした。

この日は、先週受けたPET検査の結果を聞きました。

幸い、他の場所には転移はないので、最終的に手術がOK となりました。

 

前回は右肺でしたが、今回は左肺です。

腫瘍がまだ小さいので、部分切除ですみそうです。

切開も小さく出来るようです。

 

2年間で3回目の手術です。

腫瘍の大きさや位置や、手術方法などの説明を聞きましたが、

2年間に3回も手術する人も余りいないでしょうね。

もう、慣れたものです。

…こんな事に慣れても自慢出来ないね〜〜(^∇^)

 

でも、手術が出来るだけ、私は幸運だったと思います。

乳癌転移の肺がんは、手術はしない場合が多いそうです。

体中に回っているので、しても意味がないって事かしら?

腫瘍が2つ以上あったら出来ないと言われました。

そしたら、私は今、どうなってたんでしょう⁉️

 

癌って、本当に、人それぞれ症状が違うので、

自分の状態を把握して客観的に考え、

病院の先生と相談しながら、一緒に直していく気持ちでいないと

後悔するかもしれない…と思います。

……闘病……って言うけど、本当に闘いだね。

抗がん剤治療にしても、効くか効かないか、

やってみなければわからないっていうのは、賭けみたい。

結果は誰にも(先生にも) わからないから。。・°°・(>_<)・°°・。

 

 

 

でも、この頃も、自覚症状は無いし、見た目も元気なので、

誰が患者さん?って、感じでした。(^∇^)

癌って、最初はこんなものです。

 

手術は抗がん剤を止めてから2ヶ月位空けなければいけないので、

入院の日は、病院からの連絡待ちとなりました。

 

 

11月14日

手術を待つ間に、夫と京都旅行?

2泊3日で、紅葉の名所を回りました。

1日目…………大原の里、三千院寂光院高台寺

2日目…………高雄  高山寺、西明寺、神護寺

3日目…………金戒光明寺真如堂北野天満宮

紅葉の一番良い時期で、燃える様な紅葉が本当に見事でした?

 

この時は、良い思い出作りのつもりだったけど、…………σ(^_^;)

これからも、まだまだ何度でも行けそうです  ♪( ´▽`)

 

12月2日

病院から連絡があり、入院は12月6日、手術は8日になりました。

 

次は、いよいよ3回目の手術です。

 

ゲムシタビン療法始まる。

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2010年7月2日

乳癌肺転移の治療法が、ゲムシタビン療法と決まりました。

 

説明書には、副作用と効果は個人差が大きいので、

治療前に予測することは出来ません…

それでも、抗がん剤治療を受けた方が

何もしないよりは効果がある事が証明されているし、

症状が改善することも、期待できます。……と書いてありました。

 

7月7日 ……1回目の点滴

今回の抗がん剤は、約1時間で点滴します。

1週間に1回ずつ、これを2回した後、1回お休み (合計3週間)

この3週間のコースを、効果が続く限り繰り返します。

これは、前回の抗がん剤より、副作用は弱いそうです。

髪の毛は抜けないようなので、それは助かりました。?

効果があることを期待して、

自然薬を飲んで体調を整えながら抗がん剤治療が又始まりました。

 

7月14日……

白血球が減少の為中止

 

7月21日……2回目

点滴       副作用特になし

 

8月4日……3回目

点滴       副作用なし

 

8月11日……4回目

点滴       副作用なし

 

8月25日……5回目

点滴      副作用なし

 

9月1日……

白血球が減少の為中止

 

9月4日…… 60歳の誕生日でした。

この時は、自分はもう死ぬまで、この抗がん剤治療を続けて、効果がなかったら

他にもどんどん転移して、死ぬのかな〜〜と思っていました。 f^_^;

この日、写真スタジオで遺影用の写真を撮ってもらいました。

 

これは、もう5年も経ってしまったので、撮りなおさなければ (^∇^)

 

9月8日……6回目

点滴         副作用なし

 

9月15日……7回目

点滴 

これ迄副作用らしき物がなかった抗がん剤でしたが、この日は

頭痛と吐き気が有り、気分が悪くなりました。

嫌な予感が……………f^_^;

 

9月22日……8回目

点滴

終了後、直ぐ気持ち悪くなり嘔吐してしまいました。。・°°・(>_<)・°°・。

両手の甲の血管に激痛が走る。(⌒-⌒; )

 

普通の生活をしながら、合間に抗がん剤治療に通うという生活が

6回目位までは順調でしたが、

7回目から、副作用を強く感じてきました。

 

9月24日

呼吸器科診察日でした。

CT検査の結果……5mmだった腫瘍が7mmに大きくなっている。

これは、抗がん剤の効果がないという事。

右肺にあったものは変化がないのでガンではないかもしれない。

左肺の一つだけなら、手術が可能!

先生が、…普通、転移の場合は手術はできないけれど、

あなたの場合は、抗がん剤が効かなくて他に治療法がないようだし、

一つなら、手術で取り除くことが出来るかもしれない。……と、

嬉しい提案をして頂きました。

そして、乳腺科の主治医に相談してみる事になりました。

手術はもう出来ないと思っていたので、少し希望が見えた思いでした。

 

手の血管の痛みは、1週間位続きました。

抗がん剤ってやはり 毒なんだなぁ〜と感じました。

 

10月6日……9回目

点滴  吐き気止め追加。

 

この日、乳腺外科の主治医と、手術の相談をしました。

先生は、…まだ抗がん剤の効果がないと決まったわけでは無いし、

私の様な転移の場合は、身体中に回っている可能性があるので、

普通、手術はしないのだが……………という見解の様でした。

でも、私は、……抗がん剤の副作用も辛いし、私には効果もないようだし、

手術が可能ならそうしたい……と訴えました。

 

そして、脳MRIとPET検査をして、異常がなければ手術の方向でいきましょう

と、いうことになりました。

抗がん剤もこれで中止になり、三たび、手術に向けての検査になりました。

 

ガン治療は、本当に自分で考えて決断する事が何回もあります。

結果、どうなっても自分で決めた事なら諦めもつきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然薬 松寿仙との出会い

私はこれまで、漢方とか、サプリメントとか、代替治療とかは

興味も関心もありませんでした。

というか、信じていませんでした。

いくら、私の癌には、抗がん剤が効かなくても。・°°・(>_<)・°°・。

やはり化学療法が一番だろうと、思っていました。

 

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でも、此処まで来たら、なんでも、良いというものをやってみようかと思いました。

切羽詰まると、気持ちも変わるものですね。

 

そして、主人の友人から、漢方の薬局を紹介してもらい、

松寿仙、ショウキT-1、紫華栄 という

3種類の自然薬を飲むことにしました。

これは、癌に直接効く…とかの薬ではなく、

腸をキレイにし、血流を良くし、免疫力を高めるという効能があります。

肺の腫瘍にはお灸が良いと聞き、それもやりました。

砂布団が身体に良いと聞き、それも自分で作り、試しました。

 

半信半疑の気持ちでしたが、

免疫力を高めて、体力をつける事は、これからの治療のためにも

重要な事だと思いました。

 

乳癌になるまで、病気知らずだったので、…

これまで、身体に良いこと……とか、悪いこと…には無頓著でした。

再再発をした事で、もっと健康に気を使わなかった事を非常に後悔しました。

 ー後悔先に立たずー

もっと早くに気がつくべきでした☆〜(ゝ。∂)

 

 

 

退院から再再発まで

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退院後、約一ヶ月間は痛みが消えず、身体をかばいながらの生活でした。

今回は乳癌の手術の時のように、直ぐに元の生活には戻れませんでした。

それだけ、身体にダメージがあったという事なのでしょうね。

 

 2010年2月26日

呼吸器外科診察

手術後の傷、レントゲン、採血………異常なし\(^o^)/

 

乳腺外科診察

3月にペット検査をして、他に転移がないかテェックする。

治療は、軽い経口抗がん剤(UFT)を飲むことになる。副作用もないとの事。

 

3月19日  ペット検査

 

3月26日   ペット検査の結果………異常なし  \(^o^)/

 

体調も回復してきて、4月はお花見?を楽しみ5月も平和に過ぎました。

 

 

しかし、6月18日

1週間前に受けたCT検査の結果が………(⌒-⌒; )

乳腺外科の主治医から、

左肺に5ミリ位の転移がある。右にも気になる影が………

と、突然言われたのです。

 

これは、これまでにないショックでした。。・°°・(>_<)・°°・。

 

また………⁇どうして? こんなすぐに再発?

3月のペット検査では異常なしだったのに?

 

そういえば、

前の肺癌の手術の時に、左にも気になる所が有るが、良性かもしれないので、

今回は様子を見ましょう……とは言われていたけれど……(⌒-⌒; )

でも、抗がん剤も飲んでいたし……

 

結局、抗がん剤はどれも効かないって事なの?

もう治療法がないって事? 

 

色々な事が頭に浮かんで、

なんか急に力が抜けてしまいました。

先生に、思わず言った言葉が、

「先生、治験でも何でもやりますから、助けて下さい」  でした。

 

先生も、今後の治療法をカンファランスで相談してくれる事になりました。

 

こうして束の間の平穏な日々は終わりました。(*^_^*)