今だから書ける、私の乳癌体験記

乳癌の告知から7年経ちました。術前化学療法を経て手術。半年後に肺転移。肺癌手術。その半年後に又、肺転移、再び抗がん剤治療。その後、3回目の手術。

開胸肺切除術の説明

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2010年1月26日入院、  肺癌手術前の説明

病名および症状

右肺下葉に2cm程のしこりー--気管支鏡で、腺癌(疑い)

経過からは、乳癌肺転移>肺癌 か、鑑別は困難

経過で左肺に微小なシコリ+…も、何か不明 ーー 今回は様子を見る。

その他に肺内に新規病変はないが、リンパ節への転移を疑う。

肺外には画像上病変ない。

画像上胸膜播種はなさそう。ーー術中に確認する。

 

以上から、乳癌肺転移でも、肺癌(臨床病期1又は2期)でも、

手術適応ありと考えられる。

 

手術の方法 、目的、時間など

目的は、外科的に病巣を取り除いて病気を治す事です。

最も安全で確実な方法は、全身麻酔下による開胸肺切除術です。

手術は全身麻酔下に横向きの姿勢で行います。

傷は主に背中から脇にかけて加えます。

 

具体的には、まず、胸腔鏡と開胸による胸腔内審査を行い

胸膜播種や著明なリンパ節転移がないかを審査します。

もし、これらを認める場合、手術適応がないと判断して非切除と

なることもあります。問題ないと判断したら肺切除を行います。

 

切除方法は肺癌の場合、右下葉切除+リンパ節郭清となります。

また、乳癌の肺転移の場合、肺部分切除や区域切除を選択する場合が

多いのですが、今回はリンパ節に転移が見込まれること、肺癌との

鑑別が困難であること、肺活量が問題ないことを考慮すると、乳癌の

転移でも右下葉切除+リンパ節郭清を行う予定です。

 

 

予定時間ーー4時間+α

出血ーー通常100cc以下、無輸血の予定

術後ーー胸の中に管が1〜2本入る。集中治療室に1泊予定

術後の注意点ーーなるべく早くベットから離れて歩く

胸の管ーー3〜4日後に抜ける

退院ーー7日〜12日後の見込み

 

呼吸器科の先生から、この様な丁寧な親身な説明をして頂きました。

その後、手術の危険性や起こりうる合併症などについて説明を受け

何枚もの書類にサインをして、いよいよ手術に臨むことになりました。

 

乳癌の手術とは比べ物にならない位の大手術の様です。

入院前から、腹式呼吸のしかた、痰の出し方の練習や、呼吸訓練器(コーチ2)

の使い方などを練習する様にとの指示もありました。

 

そして、いよいよ手術です。

1月28日 

6時起床  体重、体温、計る

10時   看護師さんと歩いて手術室に入りました。