今だから書ける、私の乳癌体験記

乳癌の告知から7年経ちました。術前化学療法を経て手術。半年後に肺転移。肺癌手術。その半年後に又、肺転移、再び抗がん剤治療。その後、3回目の手術。

病院の奥の世界

これは、あくまでも、私が入院した病院での個人的な感想ですが……

 

病院には、外来 という表の顔と、入院病棟という奥の顔があります。

ここは、入院しないと見ることが出来ない未知の世界でした。

其処には、外来では見た事のない若い医師たちと、テキパキとした

看護師さん達が何人も、一日中、入院患者の為に働いています。

 

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手術で入院すると、一人一人に入院中のスケジュールが出来ます。

それに沿って、医師と看護師さんとのチーム医療で、患者さんを

退院に向けてお世話してくれます。

私の担当の医師は二人、呼吸器外科の主治医 O医師と、若いS医師でした。

後でわかったのですが、私の手術はこのO医師の指導の下、

S医師が執刀してくれました。

 

病院の朝は早いです。

S医師は、毎朝7時には病室に様子を診にきてくれました。

「先生は病院に寝泊まりしているんですか?」と、聞いたくらい、

いつでも病院に居るようにみえました。

S医師の後に続いて、O医師の回診がありました。

毎日、朝、外来の始まる前に、先生たちは此処でもう仕事をしている事を、

初めて知りました。

朝早くから、夜遅くまで………人の命を預かる大変な仕事をしている医師達の

病院の奥の世界を見て、感謝と感動で胸が一杯になりました。

 

そして、夕方6時頃には、部長回診というものがありました。

(白い巨塔)を思わせる様な雰囲気で、ピラミッド型の先生達の回診です。

患者も、ベットの上で、声をかけられるのを待ちます。

 

もちろん、看護師さん達は、24時間交代で看護をしてくれました。

皆さん、とても優しくて親身にお世話してくれました。

 

時には、向かい側の部屋の人の苦そうな声で、眠れない日もありました。

夜中に、看護師さんがバタバタと行き来している音が聞こえましたが、

翌朝には部屋は空になっていました。

何があったのでしょうか!?(・_・;?

 

今思うと、癌になったのは不運だったけれど、

それで、知った事も沢山ありますし、怖いものがなくなった気がします。

何でもポジティブに受け止めて

人生楽しんでいこう…と、思います(^∇^)

 

でも、まだ闘いは続くのです。